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ジェヴォーダンの獣

ジェヴォーダンの獣 ? スタンダード・エディション [DVD]ジェヴォーダンの獣 ? スタンダード・エディション [DVD]
(2002/08/23)
ヴァンサン・カッセルモニカ・ベルッチ

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††クリストフ・ガンズ監督作品
フロンサック:サミュエル・ル・ビアン
ジャン=フランソワ:ヴァンサン・カッセル
シルヴィア:モニカ・ベルッチ
マリアンヌ:エミリー・ドゥケンヌ
マルキ・ド・ダプシェ:ジェレミー・レニエ
マニ;マーク・ダカスコス
†††2001年 フランス
********    ********


 これは随分前に原作読んだんだけど(大概このテの話は好きなんで)
映画の方は原作より更にエンタテイメントな仕上がりになっていて、
かなり楽しめました。原作では、史実の部分(前置き)がかなりある
んですが、映画では、その辺りはかなり(わからなくならない程度に)
省いてあり、むしろ後半のアクションシーンに力が入っている様です。

フランスの中南部の辺境ジェヴォーダンで、1764年から66年の間に、
巨大な正体不明の獣によって虚勢や子供が100人以上惨殺されると言う
実際に起こった事件を元に作られた映画。

で、まず配役が良い。いかにも自由奔放で博学な冒険家と言った雰囲
気のサミュエル・ル・ビヤン、女スパイ役のモニカ・ベルッチも妖艶
で美しく魅力的、頭が良くて気の強い貴族娘役のエミリエ・デュケン
ヌも若い頃のソフィー・マルソーを思わせて可憐だし、その兄でひと
クセもふたクセもあるヴァンサン・カッセルも良い!!しかし何が驚
いたって言って、マーク・ダカスコスですよ、最初は全然気が着かな
かったのよ、前に見たのは「クロウ」シリーズの3だった、この時は何
とも垢抜けないお兄ちゃんで、かなりがっかりしたもんですが、ここ
でネイティヴ・アメリカンのマニを演じる彼は、強くしなやかで知的
だった。若き公爵を演じる(多分特殊メイクで、老人になってからも
彼が演ってるんだろうと思うけど)ジェレミー・レニエもちょっとタ
ッキーみたいな顔立で、品良く美しい、いかにも貴族と言った雰囲気。
しかもそれだけではない、そのいかにも知的で品良くスマートな登場
人物たちがまるでアニメかと思う様な一種超人的なアクションを見せ
る、「ホンマにここは18世紀のフランスなんかい!!」と思わず突っ
込みを入れたくなるが、いいんだ、面白いから。B級テイストが漂うく
らいの思い切りの良さが好き。
兎に角、ありとあらゆるアクションあり、スパイあり、ラブロマンス
あり、歴史ミステリあり、ショッキングあり、エロあり、禁断の恋あ
り、秘密結社あり、錬金術あり、魔女ありとエンターテイメント要素
をこれでもか!!と詰め込んだ、実はおフレンチ超娯楽大作なのでし
た。
リュック・ベッソンの「TAXI」を見た時の様なフランス映画の意外な
一面を見たカンジ。

 そしてヨーロッパの人々の、ネイティブ・アメリカンのマニを通し
て、その頃まだ未知であったアメリカやアフリカへの、憧憬と恐れ、
そして軽蔑等の様々な感情も交錯する。本当の残酷とは?本当の野蛮
とはどういうものか、考えさせられるシーンもありました。野獣も実
は哀れな存在でありました。

やっぱり一番恐ろしいのは人間なのです。


 ついでに、ちょっとこの野獣の動きがいかにもCG臭いけど、それはご
愛嬌
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